オイスターリーフ

まるで生牡蠣のような味なのはなぜ?


まだ、日本では新しい高級葉野菜

オイスターリーフ。

一度は使ってみたい食材の一つです。


では、なぜ

そんな味がするのでしょうか?


牡蠣の様な味の原因は、葉っぱに

溜め込んだ油。


その、油の生臭さが生牡蠣に似ていると言われています。



ムラサキ科 ハマベンケイソウ属

耐寒性多年草 

学名:Mertensia maritimaGray.

流通名: オイスターリーフ、オイスタープラント、シー・ブルーベルズ

英名:Oyster Leaf 

原産地: 北半球のカナダ、グリーンランド、スバールバル諸島 

花は、青または白 

開花期:は、5月〜6月 


加熱すると、風味が損なわれるので

調理は生食がオススメです。

お好みのドレッシングなどをつけ、料理

の付け合せや、サラダなどに使えます。

また、キノコ類と相性が良く

エリンギのフライに葉を乗せて食べると

まるで牡蠣フライの様な味わいに。


【調理例】


①エリンギは根本の固い部分を切り落と      し、縦2等分か4等分に切る。

  1. 切ったエリンギをビニール袋へ入れ、小麦粉を加えてフリフリして全体にまぶす。
  2. エリンギが入っていたパックに、卵とパン粉を入れ、卵を溶いておく。
  3. 小麦粉をまぶしたエリンギに、溶き卵、そしてパン粉の順に衣をつける。
  4. サラダ油を熱し、④を揚げる。

  • ポイント

    最後に、盛り付けたエリンギのフライの上に、生のオイスターリーフを乗せる。



宗教的にも生牡蠣が食べられない方

にも安心して食べる事の出来る食材

と言えるのではないでしょうか。


日本では、まだ馴染みのないハーブ

なので少しお高めですが、

苗を買い育てれば安く、観賞用としても

楽しめます。


収穫期は株が成長する秋〜12月頃。


5〜6月にすずらんの様な形をした淡青花

が、地を這うように咲き観賞用ハーブと

してもお洒落です(写真)

もちろん、花や蕾までしっかり牡蠣味。


多年草扱いですが、暑さに弱いので真夏

の管理には特にご注意ください。


収穫期は、秋~12月ですが、多年草類

である為、比較的育ち方が早く

気候によっては、収穫期が早まる場合が

あります。