副業で稼ぐ!番組モニター合格のコツと書き方!アレンジ自在文章紹介!


テレビ・ラジオ番組モニターに採用される文章とは?コツと書き方を、実際に投稿しているレポートを元に解説します。

はるblogでは、リアルタイムで投稿中のレポート全文をジャンル別に紹介していきます。



(*)第99回全国高校ラグビー県大会決勝

モニター投稿文掲載


テレビ局担当の方と話した内容も全て公開★


実際の原稿なので、すぐ参考に出来、自分アレンジ可能。合格後の、ネタ詰まり解消にもなる、お役立ちレポートです。


採用されれば、空いた時間に、チョロチョロっと書いて8000円~12000円前後のお金を手に入れられるお手軽バイト。


子供が小さいからパートに行けない・・年金のたしに・・働くのはムリだけど書くのは得意!など、隙間時間を有効活用し、お金を稼ぎましょう。


テレビ番組モニターとは、テレビ局が募集している視聴モニターの事です。


テレビやラジオを視聴し、レポートを送ります。各局により報酬も様々ですが、自分は、ローカル局なので1番組で2千円、だいたい1局4本書いており、2局あるので1ヶ月およそ1万6千円テレビ局から謝礼を頂いています。

全国ネットの大手テレビ局だと、もっと高い報酬かもしれません。自分にあった局を選び、稼いでいきましょう。


番組モニターの募集条件は、募集時期によって異なるので、要項をよく読み応募して下さい。各局の条件は、さほど難しい物ではありませんが、NHKは少し特殊である事と、大手テレビ局ですと会議に参加出来る方、等の条件があるので注意が必要です。


ほとんどの局でモニターの任期は半年、前期と後期に分かれている様ですが、ローカル局だと1年です。(自分は8月~1年間)


任期中の引っ越しについても要注意です。


局にもよりますが、全国ネットのテレビ局で、モニタリングする番組が地域情報番組の場合があります。

その場合、違う地域に引っ越すと該当の番組が視聴できなくなるので、途中で契約解除になることがあります。

こちらは、担当の方に相談し、指示を仰ぎましょう。

普段のモニターでも、視聴出来なかった場合、早めに連絡すれば、差し替え番組でモニターする事が可能だったり、録画したDVDを送ってくれた事もありました。

臨機応変に対応して頂ける事が多々ありますので要相談です。


ラジオのモニターもありますが、これはラジオアプリが便利です。設定しておきさえすれば、録音しておいてくれます。


番組モニターの応募は、ほとんどの場合、指定番組の感想をメール送信し、この感想文の内容により合否が判定されます。


応募するときのレポートの文字数は、テレビ局にもよりますが、だいたい800文字以内で提出するようにいわれます。(NHK放送番組モニターは300~600文字)


文章を書くときは、大まかにで良いので、起承転結を意識します。押さえるべきポイントが入っているかどうか。それさえ入っていれば、ぶっちゃけ起承転結など関係ない場合も。


では、どういった点を書けば良いのか説明していきます。



レポートに盛り込むポイント



*番組の良いところ


*番組の悪いところ


*改善点


*番組の構成について


*進行のテンポ


*音楽


*タイトルロゴ、テロップ、字幕、ワイプ(色、フォント、印象、時間など)


*カメラアングル、切り替えの自然さ


*ライブ中継での音、臨場感、疾走感


*さりげなく自己アピール(合否を決める1つ)


*アナウンサーの滑舌、内容、印象


*時間帯適宜か


*スポンサー配慮しているか


*ゲストの印象


*ゲストとの掛け合い方


*セットの作り、色合い


*改善点以外に気づいた事(こんな番組内容どうですか?や、特集のアイデア)


ただ単純に、番組を観て面白かった事や良かった事だけを書いていると、合否判定の際、取り上げてもらえず、落とされてしまいます。

必ず、自分でも『良く書けた』と思える着眼点を引き出しましょう。


番組の悪い点を書く場合、言い放つだけでは好ましくありません。

言い方も大事です。「悪い」の一辺倒ではなく、「好ましくない」「もっと良く出来たかもしれない」「・・ではなく、こうすれば・・」等、言い回し1つで印象は変わります。

「相手を配慮して」というのは、言い過ぎかもしれませんが、労力をつくし作った物を素人に全否定されるのは、心情的にもアウトになりそうですし、合否にも影響しそうなので避けましょう。(受かった後は、辛口OK)


モニター応募の際の番組選定は、各局様々ですが、ずっとやっていく中、分かった事として、モニターする番組は「問題を抱えている。伸び悩んでいる。ネタつき。他局に視聴者を取られてしまっている。初めて。」です。ここで重要な点が「打開策」となる訳ですが、なかなか見つけにくいのが難しい所です。


では、実際に書くまでの手順と、改善点(打開策)の探し方を紹介していきます。


各々、やり易いやり方もあるかと思いますが、何と言っても、直感が大事だと思います。

まず始めに、指定された番組は、早めに録画しておく。(指定日がある場合は別)

次に番組を見る訳ですが、自分は先程述べた「直感」から話しを膨らませたいと思っているので、初めは、メモもとらず『~ながら』でサッと視聴します。


その時、感じた、呟いた内容が、番組内での一番の感想です。違和感であれば、間違いなく問題点であり、改善点です。


さらに、繰り返し同じ発言をしている部分がある場合は、絶対、それについて書きましょう。

自分の応募の際、合否を分けた内容でしたが、当時、初めて起用するゲストを1時間中に何度も(主張し過ぎずさりげなく)紹介していました。

これは、周知の意味合い以外に、『推し』の意味でもあり、誰か上役の発案により起用されたのだと察し、称賛した結果、合格を頂きました。

この時、感じた違和感が、結果合否を分けた訳ですが、必要ない様に思われがちですが『忖度』という物は存在します。

書き方について例えるならば、「着眼点が素晴らしいと思います。」「自分なら気付きませんでした。」「他では、見た事がない方なので驚きました」「奇抜で新鮮」など、チャンスがあれば褒め称えてあげましょう。絶対にあなたのレポートは、上役の目にとまります。


また、自己アピールについては、職場環境の優位性、もしくは、生活環境の優位性と共に述べ、モニターとしての価値を誇示しましょう。


例えるならば、「職場の若い子達は〇〇に興味を持ちやすいので、今回の番組は、関心が高かった様です。」や、「家族皆で見ていましたが、祖父には分かりにくい内容でした。」など、自身がモニターである他にも、各世代のリアルな反応が見れる事を推し量れる文章にします。


次に、時間のある時にメモします。大事なのは、アナウンサー名、ゲスト名、コンテンツ名、トピック名といった間違えてはならない事項と時間配分のチェックです。(大まかに)


夕飯時ならば、「関心のある内容だったのに、忙しい時間帯で見れませんでした。多くの方が、そうだと思われますが、ここは、少し時間を下げた方が良いと思います。」または、「家に帰りひと心地している時間帯なので、〇〇特集は喜ばれるのではないでしょうか」など、時間経過と内容のリンクを書く事で、構成について意見する事ができます。


では、実際に投稿した文を参考に、挑戦してみて下さい。


(一般的に、論文やレポートは「である」調がほとんどですが、 普段使われているのは、「です・ます」調が多いと思います。

特にルールはなく、局の指定がなければ 書き手の好みで決めれば良いとおもいます。)

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(*)モニター投稿文

指定番組 : 第99回全国高校ラグビー県大会決勝


難しいライブ放送ですが、良く出来ていたと思います。
 
何より、賎川アナの実況の上手さが光っていました。
 
ラグビーをやっていた?かの様な詳しい内容と、瞬時の予測、滑舌の良さが加わって、分かりやすく、聞きやすかったです。
 
ラグビーはサッカー以上にゲーム展開が速いので、アナウンサーが話す「隙間」がなかなかありませんが、とにかく、話せていた点が素晴らしかったと思います。
また、テンポ良く実況していく安定感以外にも、緊迫感や、躍動感の伝わる内容でした。目を閉じていても、試合が分かる気がします。
 
一方、解説の江藤賢委員長ですが、ボソボソと何を話しているか分からない印象でした。
例えば、「舞鶴は、相手を苦しめました。」「2年ごしのチームで、昨年の悔しさをここで晴らした。」など分かりきった事ばかり。その他も、「そうです。そういう事です・・・。」と、伝える内容がベタで、引き出しが無さすぎました。
Jスポラグビー中継の黄金コンビ矢野武さんと村上晃一さんの様にとは言いませんが、お互い阿吽の呼吸がなく、非常にやりにくそうな印象を受けました。
プレーヤーの心情、相手との駆け引きや、これからの展開予想などを切り口に解説して欲しかったと思います。
 
映像について。
ボールをよく捉えていたと思います。
 
高精細カメラや自由視点映像のハイテク化の中、決まったカメラの台数で、早い展開を追うのは、かなりの苦労だったと思います。
 
まして、ワールドカップの映像に慣れた視聴者を相手に、臨場感のある試合を見せようと、努力していた所が見て取れました。
 
フィールド全体、選手ズームを瞬時に切り替え、違和感のない様、配慮していたと思います。
 
画面テロップの配慮も良かったです。
本来なら、「スポーツ中継に余計な文面はない方がいい」と言われる方もいますが、「見たいけどルールがよく分からない。」という、にわかラグビーファン(多)には貢献していたと思います。
 
ルール解説文が表示されているのも6~7秒ほどで、文章が長すぎないことと、正確に伝える事を大事にしていました。
一般的な反則、専門用語や基本ルールを、試合の流れに沿って、きちんとテロップに出せるかが鍵となりますが、入力オペレーターが、放送音声を聴き取り、情報の取捨選択をし、表示する事を考えると、かなり大変だったのではないかと思われます。(もしくは、ワードを選んで待機していた?)   (普段は、タイムラインにドラック&ドロップするだけだから、それから比べると・・)
 
実際、「あれ?この説明はないの?」「表示まで間が空いた様な・・」という所もあり、苦労されていた感じがしましたが、ボールや選手の動きなどを妨げる事がない様に配慮、表示され、より見やすく楽しめる内容になっていました。
ただ、試合中ランダムに入る動きのある(テキストのフライを使った?)タイトルロゴは、ボケていてあまり好ましくありません。いっそ最初から無くても良い気がしました。(ビットレートが少ない為、動きの多いテロップだとボヤけてしまったのか?取り込む画像が、放送画像の解像度の2倍以上だったのか?スクリーンキャプチャのプロパティ高品質リサイズしてない?ただ単に加算合成や複合フィルターの問題か、透過を重ねる程画像劣化するそれなのか・・等々めんどくさいので確実性のある事以外、映像が汚くなるのでしない方が良いと思います。素人が、すみません。でも、やってみたい気持ちは良く分かります。)
 
後、出来れば、スローオペレーターが欲しかったです。
試合終了後、ダラダラと放送するより、ファインプレー、ダイジェストを見たいと思いました。
 
また、球技場名を右隅に出す事で、主張しすぎずさりげなく、スポンサー配慮していた点も良いと思いました。
 
これからのテレビ放送は、オリンピックを目指し急速に伸びるネットに、負けない魅力や技術が、より一層必要になるかと思います。
その中で、『人的 リソースを超えた制作が出来るツールの取り入れ』なども考えていかなければ、素材管理の粗(アナログさ)が見える映像になるのではないでしょうか?(素人でも、映像配信する時代、ネットのチャンネルによっては、常にライブが行われ一般人がそれに慣れてしまっているから)
広告でも、関係者でもありませんが、JUNSのスポーツ中継→リモートカメラをスイッチャー1つで管理、情報事前入力で自動テロップ、レイヤー合成もスイッチャーでワンタッチと、かなり優秀です。これに限らず何かを取り入れ、新しくしていく考えが欲しいと思いました。