高級な内装から、富裕層にも人気だった韓国ソウルに建つ三豊百貨店(サンプンデパート)



多くの利用客が賑わい、売上も業界No1という非の打ち所ないショッピング施設だったのだが、その日は少し様子が違っていた。




客「暑~い。何でエアコン入れてくれないのかしら?」


客「まったく、こんな暑い日に空調が故障なんて、高級デパートが聞いて呆れるわ!」



この日、三豊百貨店(サンプンデパート)は、空調が止まり室温30度にも達していた。


高級デパートにあるまじき状況に、客は文句を言っていたのだが、実は「故障」などではなかったのだ。


そう、空調を動かせば「倒壊する?!!」と意図的に止められていたのである。






実はこのデパート、当初、発注者が建設途中で4階建てのオフィス→5階建てのデパートへの変更を要求したのである。



もちろん、受注者はこれを危険だとして拒否。


発注者は自分の子会社にやらせ,さらに見た目重視のため柱を減らした結果この大惨事となってしまった。






また、屋上に大型冷蔵装置を設置することになったため、強度に問題があったビルはさらに、重量に耐えることができず、屋上から崩れることになってしまったのだ。








しかも倒壊後、韓国政府は「これは国の恥だ!!」と生き埋め犠牲者もまだいる中で、捜査もそこそこに重機を繰り出して整地し建て直してしまったのである。


これは韓国では大きな社会問題になったが、日本では報道されていない。



1995年6月三豊百貨店崩壊

その被害は死亡502人、行方不明6人、負傷937人にも及んだ。




三豊百貨店崩壊直後、生々しい動画が…↓

 https://x.com/kr_modern/status/1223134815412613121?t=fZdSI9-bCHumhCUPT48SDQ&s=09



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