【栗山監督】WBC ～日の丸の重圧～

栗山英樹監督

日の丸の重圧について···

今回戦うにあたって、長嶋·王·原さんに聞きに行きアドバイスを頂きました。

「日の丸」というイメージが「プロ野球」と結びつかない中で、そういった先輩方のアドバイスが意外と大きかったです。

そのおかげで比較的 心の準備が出来たっていうのは、すごく感謝しています。

自分の表情や立ち姿が、選手の不安を煽るという事が分かっていたので、「楽しくいつも通りやりますよ～♪」っていう姿を出来るだけ見てもらえる様に努力していました。

逆に最初の予選4試合、さすがに「あそこで予選落ちする訳にはいかない!」というプレッシャーは、かなりありました。

戦う前に、サッカーの森保監督とも話していて

(森保監督)「日の丸を見て国歌斉唱を聞いたらスイッチが必ず入ります」と聞いていましたが、最初の国歌斉唱の思いは特別な物でした···

そのプレッシャーというか「責任」をなるべく人に分からない様に···

「絶対、勝たなければいけない」という思いでした。

ファイターズで監督をやってきた時も思っていましたが、勝たなければいけない「要因」が全然違うというのは、すごく感じていました···

ただ、なるべく最後は

「勝ちきるなら、選手だ!」

「選手を信じてやるしかない!」

という思いだったので、あれだけのトッププレイヤーが来てくれた事で信じて試合に望めました。

これから先の人生で、あんなに追い込まれていく事はないんだろうなとは思います。www

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