横浜市のデパートで購入した「うなぎ弁当」などを食べた客147人が、嘔吐や下痢などの症状を訴え、1人はその後、死亡していたことが分かった


原因は素手による調理か?!!!





28日午後8時時点で147人が嘔吐や下痢などを訴えていて、このうち90代の女性一人が、因果関係は不明ですが、亡くなっていたことが29日明らかになり、“黄色ブドウ球菌による食中毒”と判断した。






なんと原因は、素手による弁当の盛り付け!



「手袋の使用は、当日にいたって、なかった。(20名中)5名が、つけていなかったと認識」


伊勢定によると、うなぎを焼く職人は手袋の着用義務はないが、それ以外のスタッフの着用が社内ルールになっているということで、原因は調査中だという。





私自身、小学校の給食を作っていた経験から言えば、食品を扱う上では基本中の基本。だが、実際は"これだけではない"気がしてならないのだ

(私的考察)




学校給食の調理では、朝出勤時間、徹底した手の洗浄と消毒をした上で手袋をし、さらに消毒。

その日、手にキズがある者は(お互いに確認し合う)調理担当からはずされ洗い場や準備だけの作業となる。


さらに、「温度管理」と「時間の管理」が重要となるのだが、この点も甘かったのではないかと思われる。






需要拡大、早急な補充を考え"やっつけ仕事"になっていたのではないか??!


本来、食品加工をする上で内部温度を計り一定時間保つ検査が行われるのですが、今回、急ぎ仕事でそれがなかったのではないか?!!(推察)


また、学校給食においては汁気のあるおかずは特になのですが、口に入るまでの時間を逆算し調理に入る。やむなく早く作る場合は、冷蔵し菌の繁殖を抑えるという作業をする。



今回、うなぎ弁当をキチンと温度管理していたのか?最大の疑問...






まさかと思いますが、冷房の入った部屋だから「大丈夫」と出来たうなぎ弁当を積み上げ出荷。

出荷先でも冷蔵なしで店頭販売だったのではないかと考えるとちょっと怖いですね...




ちなみに、うちの夕ごはんは、75℃以上5分以上加熱。調理後すぐに冷蔵庫に入れてしまいます。


フライパンで炒めたら、濡れタオルをしいてフライパンごとイン。揚げ物なら、バットことイン。食べる直前に再加熱又はレンジです。暑い時の腹痛下痢は予想以上に体力を奪うので、ご家庭でも要注意です。



#食中毒

#うなぎ弁当



『news zero』写真引用